クローブ香るブラッドオランジェット
桜の季節があっという間に終わりましたねぇ。
いつか作りたいなぁと思ってたものがオランジェットです。今回はブラッドオレンジでやってみました。
切ったときはもっと赤かったんですけどね。オレンジコンフィを作ってる途中でどんどん赤くなくなりました。笑
トッピングにラベンダーのせてみましたが、意外に相性良いです。今度違う形でコラボさせてみます!!
作り方はとってもシンプルなんですが、オレンジコンフィから作るので4日間くらいはかかります。
気長にゆっくり作っていきましょう!
★材料★
ブラッドオレンジ380g(3個分)※皮も食べるので無農薬のがオススメです※、グラニュー糖①300g、グラニュー糖②100g、グラニュー糖③100g、クローブ計3粒
★作り方★
まずはブラッドオレンジコンフィから!
(1日目)
①ブラッドオレンジをよく洗い、釘打ちをする。※釘打ちはオレンジに竹串や爪楊枝などでまんべんなく細かく穴を開けていく作業です。
②大きめの鍋にオレンジを入れ、たっぷりの水を入れ、落とし蓋をする。中火にかけ、沸騰したら弱火にし、3分ほどさらに茹でる。
③水にとり、ヘタを取って周りの汚れをおとす。
④水につけたまま、1日置く。1日目終了。水は何度か交換する。
(2日目)
⑤ブラッドオレンジを5mmの厚さにスライスする。
⑥鍋にグラニュー糖①300gと水400mlを入れ、沸かし、一度火を止め、⑤のオレンジを浸し、クローブを1粒入れる。
⑦穴を開けた紙蓋をして、弱めの中火にかける。沸騰したら弱火で15分程度煮て、火を止め1日置く。2日目終了
(3日目)
⑧ここで一旦味をみる。苦い!と感じるようだったらシロップを全部取り替える。大丈夫そうならオレンジをわきに寄せてグラニュー糖②100gを加え鍋をゆすりながら中弱火にかける。沸騰したら火を止め、1日置く。3日目終了。
(4日目)
⑨さらにグラニュー糖③100gを加え、中火にかけ、シロップが103~105℃になるまで煮詰める。煮詰めすぎに注意!
ブラッドオレンジコンフィが完成!次はブラッドオランジェット作りです。
⑩完成したブラッドオレンジコンフィの汁気を切り、網に並べ、100℃のオーブンで1時間ほど乾燥焼する。30分で裏返す。1時間後、半日くらい網に乗せたまま乾燥させる。
つやつやして良い感じになりました。触ると若干指にはつきますが、許容範囲かなぁ。
⑪コーティングします。テンパリングは難しそうなのでコーティングチョコを使用しました。湯煎で溶かしたコーティング用チョコを半分ほどつけ、お好みのトッピングをします。今回はラベンダーとドライストロベリーを飾って完成!
cotta コーティングチョコ cotta フリーズドライストロベリー★スパイス&ハーブのお知らせ★
①クローブ
口臭予防にも効果があるクローブ。クローブを口に含んで皇帝に話しかけたと古い中国の文献にあるそう。口に入れたらすごいことになるくらいクローブは香りがすごく強いスパイス。少し入れるだけでも強烈な主張をしてくれます。オレンジとは相性も良く、西洋ではオレンジにクローブを刺してポマンダーにしているそう。タンスの芳香剤にするようで1~2年は香り続ける。クローブ単体だと強烈な個性を打ち出してきますが、他の材料と組み合わせると優しく調和してくれます。香りは独特で個性的ですが、どんな食材にも合わせられる万能スパイスです。
②ラベンダー
華やかな香りでリラックス効果もあるラベンダー。精神を安定させ、頭痛やストレス、めまいなどの症状を緩和してくれます。眠気を起こすこともあるので、リラックスしたいときや寝る前などにオススメのハーブ。
★私の食レポ★
クローブが弱かった!いつも少しだけいれても主張が激しいから少し控えめにしたらあんまりクローブ感じなかったなぁ。オレンジとラベンダーの相性がいいっていう発見があったのでまた違うレシピでオレンジとラベンダーで何か作りたいな。保存性を高めるためにもグラニュー糖をたくさん使用しましたが、チョコレートコーティングもするし、もう少し酸味のほうが強くても美味しそう。オランジェット作りは確かに時間はかかりますが、楽しい作業です。また近々やるとおもいます。笑
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