アレンジは成功か失敗か。スパイス香るりんごマフィン②
前回のスパイス香るりんごマフィンにもう少し薬膳要素を入れたいな。
そう思い、小麦粉をはと麦粉に変えて作ってみよう!そう思ってやってみました。
前回と分量は同じで小麦粉のところを焙煎はと麦粉に変えただけ。
実はあんまりはと麦粉が好きではないのです。笑
小麦粉が大好きな私にはまだまだ、はと麦粉の良さを出せるお菓子が作り出せていないのです。
日々精進ですね。
今回も小麦粉をはと麦粉に変えただけじゃダメだったかなぁ
焙煎なので粉の色は茶色です。
ココア味かなって思ってしまう見た目。食べると個性的な味。
これは個人的な意見だけど、はと麦粉は甘みを強く出す印象。小麦粉と同じ分量の砂糖だとかなり甘いお菓子になる。
はと麦を使うなら甘みは抑えて、砂糖やグラニュー糖の甘みじゃなくて果物や野菜からの優しい甘みの方が良いのかもしれない。
今度やってみよう。
はと麦粉は普通の白い粉と焙煎を買いました。今回は焙煎の方でやってみました。
白い方でも焙煎の方でもパウンドケーキ作ってみましたが私が好きな味ではなく、でも友だちは好きだと言ってくれているので、好みなのかちょっとまだなんとも言えないところ。
パウンドケーキのレシピはまた後日あげるかも。
はと麦粉もこれからどんどん使っていきたいけど、粉だけじゃなく、はと麦自体も料理で使っていきたいな。
★栄養のお話★
はと麦は栄養価の高い穀物。精米よりもたんぱく質や食物繊維が豊富。脂質やカルシウム、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2も多く含まれています。
小麦アレルギーの代替品になれるかといったら一概に大丈夫とは言い切れないかと思います。小麦ではないものの「小麦」と「はと麦」はたんぱく質の構造が似ています。身体がその似ている構造で反応してしまう可能性はゼロじゃありません。この現象を「交差抗原性」と言います。交差抗原性は個人差があります。大丈夫な人もいれば、アレルギーが出る人もいます。
これは私の考え方ですが。何事もバランスだと思っています。この食材は栄養価が高い、だからといってそればかり食べることは身体には大きな負担です。バランスは大事です。どんなに栄養価が高く、身体に効くというものばかり食べていれば体内の栄養素のバランスはくずれます。薬膳もそう、この食事で病気が治るとかそんな素晴らしいことは起きないです。日々の食事やおやつの補助、サポートができるような存在でいたいと思います。
★薬膳おしらせ★
①はと麦(ヨクイニン)
☆四気五味:甘味、淡味、微寒性
☆帰経:脾、胃、肺
利尿作用により、体内の余分な水を排泄させるため、むくみや下痢に効く。体内の余分な水や熱、膿をとるので吹き出物やシミなど肌トラブルの人にもおすすめ。
納得してないので細かいレシピはのせません。でも前回のレシピと同じです。笑